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悲惨な交通事故は風化させるな

 幼い3人の命奪ったあの飲酒事故から2年…ヒマワリを献花
 8月25日11時42分配信 読売新聞

 福岡市東区で幼児3人が犠牲になった飲酒運転追突事故から、25日で2年を迎えた。
吉田宏市長が同日午前、事故現場を訪れ、3人が大好きだったヒマワリの花束を献花台に供えた後、車が転落した場所で黙とうした。
 吉田市長は「事故の悲惨さを改めて感じる。飲酒運転の撲滅に向け引き続き取り組みたい」と語った。
 事故は2006年8月25日夜、飲酒運転をしていた元福岡市職員今林大(ふとし)被告(24)の乗用車が、大上哲央(あきお)さん(35)一家5人が乗ったレジャー用多目的車(RV)に追突。RV車は博多湾に転落し、大上さんの長男紘彬(ひろあき)ちゃん(当時4歳)、二男倫彬(ともあき)ちゃん(同3歳)、長女紗彬(さあや)ちゃん(同1歳)が亡くなった。
 今林被告は1月、業務上過失致死傷、道交法違反罪で懲役7年6月の判決を受けた。9月3日に福岡高裁で控訴審が始まる。

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 幼い子どもたちが、悲惨な交通事故で亡くなってから2年になる。あまりにも悲しい事故であった。9月3日より福岡高裁で控訴審がはじまるとのこと。被告が量刑が重いとの不服である。日本の現在の法律では、被害者の苦しみより加害者の量刑を軽くするシステムとなっていて、被害者側からは納得のいかないシステムとなっている。
 実は、4年半前、私も信じられない交通事故にあっている。無灯火の車に後ろから跳ねられて、脳挫傷、脳内出血になり、36時間意識不明の重体となった。入院期間は23日間。交通事故にあって半年は体の回復につとめ。後半年は心の回復につとめた。心も体も回復したのは1年後であった。
 現在のところは、後遺症もなく日常生活を送っているが、今でも入院中、寝返りを打ったときにその都度、腫れあがった頭の中から「ザザーッ」と波のような音が聞こえていたのを思い出してしまう。脳内にたまった悪い液体が寝返りのたびに移動している音だった。
 意図的な犯罪という証拠をあげることができなかったが、主人と弁護士の必死の努力で100件に一件といわれる狭き門を通過して略式起訴になった。ひどい傷を負わされて仕事や生活に支障があった私の事故でも、加害者の量刑はわずか罰金20万円と言う極めて軽いものであった。もちろん罰金は国庫に入るもので私たち被害者にわたるものではない。
 弁護士費用は被害者の負担で30万円以上は確実にかかっている。損害賠償の請求に加害者はいったん応じて印鑑まで押したが、犯人は姿をくらませて結局1円も支払わなかった。
 私の交通事故の詳細については、主人が自身のブログで公開しており、風化させないようにしている。
 可愛すぎる幼い子どもたちのことを考えると、厳罰化はやむをえないと思う。悲痛な思いを忘るべからず。福岡市東区で幼児3人死亡のあの事件も、決して風化させてはならない。

 2008年8月25日 記

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